昨夜は満月でした。
我が家の窓からは探しても見えず、冷気の中、外に出ました。
それもそのはず、天空に、そう、首を背中にたたむようにして見える位置に
それは清けく輝いていました。
もう11月。早いもので2021年に手が届くほどになりました。
今年の2月、受験生を送り出したかと思うや、パンデミックの到来で未経験の世界へ引きずり込まれました。
それでも春期講習までは前が見えていたように思います。
その後がいけません。
緊急事態宣言の中、どうなるのだろう、何ができるのだろうの不安のトンネルに入ってしまいました。
4月、通常授業をストップしました。
゛STAY HOME ”で塾生たちと会うこともありません。
楽観主義が旗印の私はどこへやら。人知れず、実はズーンとコタエテイマシタ。
しかし、「拾う神有り」というべきか、ZOOMで情報交換の機会がありました。
しかも1箇所だけではなく数ヶ所なのです。
全国の小中塾のネットワークが俄然機能して、励ましと知恵の世界が現出したのでした。
そちらはどうですか?うちではこんなことを始めましたよ・・・。
5月、講師のメンバーやご父母の協力を得てオンライン授業に踏み切りました。
6月、分散登校のスタートと共に対面授業を復活させました。
「倍返し」の夏期講習も乗り越え秋を迎えました。
思い返すと何とか進んできました。
あと100日。追い込みをかけている来年の受験生に掛けたい言葉があります。
あの暗闇を抜けて来たのだもの。大丈夫。
強気で進もう!と。
地上の喧騒を見下ろしながら、お月さまは変わらず輝いています。
最近のコメント