アゴラで

2020年11月 8日 (日)

言葉には出ないけれど

かつてアゴラの塾生として通ってくれたSくんと5年ぶりに再会しました。

社会科が振るわず、勉強の仕方が分からないと保護者と共に面談に来てくれたのです。

今や中学2年生となった彼は、よく見る「ふつー」の男子でした。

成績は「中の下」、部活に励み、ゲームに執心とのこと。

進路も気になるけれども日常の生活リズムを変えるほどの動機付けにはなっていません。

対話をしていて気になりました。

彼は考えて言葉を探しているようなのですが、

傍にいらっしゃる保護者が「何にも言わないんですよ」と割って入られるのです。

「待つ」という沈黙の時間が保証されず、本人も妥協してヨシとしています。

これでは、言語力も思考力も表現力も育ちません。

「教育にとって一番大切なことは『よく聞くこと』である。」特に

「心の声を聴くことである」と教わりました。

「心の声を聴く」とはどういうことでしょうか。

目の前の子どもの態度や言動がどうあれ、

否定しないこと、信じて寄り添い、徹して傾聴することではないでしょうか。

誰しも心の奥では認められたいと思っているはずです。

「あなたはありのままで満点だよ」

そう言ってSくんを受け入れ信じ抜く私になりたいと決意した面談でした。

 

 

2020年11月 1日 (日)

お月さまの願い

昨夜は満月でした。

我が家の窓からは探しても見えず、冷気の中、外に出ました。

それもそのはず、天空に、そう、首を背中にたたむようにして見える位置に

それは清けく輝いていました。

もう11月。早いもので2021年に手が届くほどになりました。

今年の2月、受験生を送り出したかと思うや、パンデミックの到来で未経験の世界へ引きずり込まれました。

それでも春期講習までは前が見えていたように思います。

その後がいけません。

緊急事態宣言の中、どうなるのだろう、何ができるのだろうの不安のトンネルに入ってしまいました。

4月、通常授業をストップしました。

゛STAY HOME ”で塾生たちと会うこともありません。

楽観主義が旗印の私はどこへやら。人知れず、実はズーンとコタエテイマシタ。

しかし、「拾う神有り」というべきか、ZOOMで情報交換の機会がありました。

しかも1箇所だけではなく数ヶ所なのです。

全国の小中塾のネットワークが俄然機能して、励ましと知恵の世界が現出したのでした。

そちらはどうですか?うちではこんなことを始めましたよ・・・。

5月、講師のメンバーやご父母の協力を得てオンライン授業に踏み切りました。

6月、分散登校のスタートと共に対面授業を復活させました。

「倍返し」の夏期講習も乗り越え秋を迎えました。

思い返すと何とか進んできました。

あと100日。追い込みをかけている来年の受験生に掛けたい言葉があります。

あの暗闇を抜けて来たのだもの。大丈夫。

強気で進もう!と。

地上の喧騒を見下ろしながら、お月さまは変わらず輝いています。

 

 

 

2020年10月13日 (火)

夢のプロジェクトチーム

昨夜20時から21時にかけてアゴラのZOOMでプロジェクトチームの結成そして解散を行いました。

まさに一夜限り。向上心と探究心と好奇心とシンパシーそして何より善意にあふれた夢のような、5人のチームでした。

人間環境を三分類する考え方があります。

「クラス環境」、「なかよし環境」そして「プロジェクト環境」です。

人あるいは集団との出会いの仕方、きっかけとでも理解しましょう。

たまたま遭遇の「クラス環境」、気の合う同士という「なかよし環境」と違い

「プロジェクト環境」とは構成者が目標を共有し、実現に向けて協働する集団のことです。

昨夜は、ある若い友の課題を多様にディスカッションし「思慮深さ」「対話力」を磨こうというものでした。

何らかの固定化した答えではなくゴールを目指す「力」を得ようというのです。

人生経験はこれからという当事者に加え、千葉や福岡からも参入。年齢、性別、職業なども様々です。

一人の友のために、その目標達成に向けて協働する意識は、楽しい充実のひと時となりまとまる力ともなりました。

ただ一夜のチームでしたが、メンバーにとって忘れられない人生の一コマになったことは間違いありません。

それにつけても、皆さん、THANK YOU VERY MUCH!です。 いやァ、人間っていいですね。

 

 

 

 

2020年10月 3日 (土)

ミッション終了!

本日、2020度第2回英語検定試験を無事に実施することができした。

殆どの受験生が遠隔地から。

世田谷、清瀬、綾瀬、保土ヶ谷、横須賀、川崎、昭島、調布・・・。

特に高校3年生は大学入試に関わるとあって切羽詰まったタイミングです。

試験資材が届いたのは前日の夕方のこと。(事故防止とは言えギリギリ過ぎます)

早速、手順の確認、受験番号と志願票の突き合わせ、不測の事態への対応など無事故に備えました。

さらに今朝は8時半前に出勤し、受験者心得やリスニング試験が録音されているCDを開封し繰り返しチエックしました。

そう、コロナ感染防止対策もないがしろにできません。あれやこれやと不安は尽きず・・・この心労!

開場時刻の9時半には人の流れができ、順調に受付をしました。。

 

長時間の試験を終えて立ち去る受験生。Good luck!

帰宅路、クロネコヤマトの営業所に立ち寄り、答案など英検本部への返送物を託しました。

ミッション終了!です。

ゴクロウサンデシタ、ワタシ。

 

 

 

 

 

2020年9月 8日 (火)

ここにもコロナ禍

今回、アゴラで英検実施に至った経過は、コロナ禍対策による本会場の受け入れ縮小が遠因です。

数ヶ所の準会場に連絡しましたが定員オーバーでアウト。

ならばアゴラでやろう! 手を尽くした後のギリギリ始動の大慌て対応です。

一定数の受験者を揃えることができるか心配でしたが、

英検本部のホームページの個人申し込み受け入れ準会場実施一覧に塾名がアップされるや、

たった1日で20名を越える問い合わせがありました。

世田谷、清瀬、保土ヶ谷・・・皆さん、遠隔地です。半数の方には涙を飲んでお断りをさせて頂きました。

2級受験者には大学入試に関わる大切な試験。

1点でもスコアを上げたいと希望を繋いでいらっしゃるのです。

受け入れ不可の方々には、申し訳なく罪を犯しているような錯覚を覚えました。

コロナという想定外のパンデミックに遭遇しているとは言え、

情報収集の力不足の謗りは覚悟の上であえて言いたいと思います。

この現状は大人社会の不完全、不都合によって若い人たちを被害者にさせたと言ってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

2020年8月29日 (土)

英検緊急受付中!

アゴラは三大検定、すなわち、漢検、数検、英検の準会場認定校です。

漢検と数検については、毎年行事化して受検生の取り組み目標としています。

ところが、英検に関しては、ここ2~3年、実施人数を整えることができず、

個々に本会場を申し込んでもらっています。

一昨日のこと。受検生の代行でコンビニに申し込みに行きました。

手続きができません。もう1件行きました。同じ状況でした。

翌日、書店でならと足を運びました。残念ながら不可でした。

どうやらコロナ対策で、例年通りの運営ができないとのことでした。

英検のHPを開くと、500件近い準会場実施一覧が開示されています。

近場の会場に電話しましたが「定員オーバー」で申し込みはできませんでした。

心労この上もありません。

英検本部に連絡を取り、窮状を訴えました。

急転直下。ありがたい事にアゴラで実施できることになったのです。

よし!

ゴールは決まりました。

資材はこれから送ってもらいます。

受検生の数は今から募集して定員を満たします。

先手も後手もありません。

綱渡りのような手配と準備。

10月3日の無事実施と受検生たちの大成功を祈り、走り始めました。

 

 

 

2020年8月18日 (火)

好きなことで身を立てる

中学3年生の I くんは気立ての良い男子です。

忙しいお母さんに代わり自宅の台所に立ちます。

冷蔵庫を開けては、残った材料で一品、二品、パパっと作ります。

弟くんやお母さんを「美味しい」「お代わり」と喜ばせています。

素晴らしい能力だと思います。

その彼が、ほぼ進路を決めました。調理師専門学校に付属した高校です。

少しばかり (ってか、相当)授業料が高いので最終決定ではありません。

でも、学校見学に何度も足を運んでいる彼は、ほとんど気持ちを固めている様子です。

私を座らせて、パンフレットを開き嬉しそうに説明する顔、声。

プロとして社会に出るのは容易ではないと思います。

しかし、「好きこそものの上手なれ」。好きなことで身を立てることは、幸せなことです。

I くん、あなたの道がまっすぐに開けますように。

残された中学生活、本文に戻って、もうチョイ頑張ろうや。

 

 

 

2020年8月10日 (月)

夏期講習本番突入!

コロナ禍による大幅な変更を余儀なくされた学校のカレンダー。

半減された2週間の夏休みに目いっぱいの夏期講習を組みました。

そう、盆もへったくれもありません。

折りしも第1回模擬試験の結果が戻り、高校受験生は俄然、足元の寒さを自覚。

困ったことに、定期テストの実施日が学校によりマチマチです。

本格的に中学1・2年の復習をする流れを作るのが頭の痛いところです。

どうしたら、学力も志望校も違う一人ひとりに適する内容にできるか。

これでもかと知恵を絞りつつ、計画を立てました。

一方で、自習に来る子供たちの少ないのが気になります。

家でやっているのだろうか。老婆心であることを祈ります。

 

 

2020年7月25日 (土)

[夏期講習」パート1

23,24,25日の3連休を利用して夏期講習を実施しました。

8月に控えた夏期講習本番に先んじて「パート1」とネーミング。

朝9時より3時間ごとにブロックを作り、休憩時間も入れると終了は夜8時です。

1日3ブロック、3日間で計9ブロックを陣立てしました。

アゴラの授業形態は個別指導型ですが、今回だけは自立自習型で、かつ受講料は格段にお安くしました。

3時間をいかに充実したものとするか。その鍵は「自らが決める」ということです。

各人に記入用紙を配布し、P-D-C(プラン-ドゥ-チエック)のサイクルを考える機会を設けました。

つまり、受講前に何をどのように進めるか、計画を立て、実践し、終了後に振り返るのです。

最初は戸惑っていたメンバーでしたが、いつしかこなれた様子で進めていました。

もちろんアゴラで用意した目標はあります。しかし主役は生徒本人です。

長丁場を乗り切るために、どこまでも本人の意思を尊重しつつ、誘導しつつカタチにしました。

「TT大作戦」と銘打った3日間。

「とても」「つらい」大作戦ではなく「楽しく」「たくましい」大作戦となったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

2020年7月11日 (土)

オクスフォード英英辞典

青く分厚い辞典を頂きました。

そうです。Oxford Advanced Learner's Dictionary

今月半ばにカナダへ親子留学するUさんからです。

2人のお子様は「ことばの学校」を受講させたいとのお母様の意思で入塾してくれました。

後日判明したことですが、彼女は私の母校の後輩でした。

カナダは若い頃からの夢だったそうです。

幸い、英語が大好きな長男坊とのびのび次男坊も大賛成で日本を発ちます。

はて、どういうことが待ち受けているでしょう。

大きく育った2人の雄姿を見てみたいと思います。

「この辞典は預かっておくね」「帰国したら会いに来てね」と約束。

ご縁に感謝しながら、3人のご健康と人生勝利を祈りました。

 

 

 

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