M くんの葛藤
大学受験生 M くんの、志望校合格への熱願は揺るぎないものです。
しかし肝心の学力が遠く追いつかず、高校の先生からはダメ出しのオンパレード。
ぱっとしない現状への激励でしょうが、そのたびに怒りと自己嫌悪に彼は凹みます。
昨日もそうでした。
全ての授業が終わり、静かな空間。
気落ちした彼を囲み、2人の講師と共に4人でじっくりと対話しました。
外は冷たい雨が降り続いています。
年齢はさして隔たってはいない講師に、
大学入試の不安も辛さも、受け止め共感してもらいながら、いつしか前向きの彼がありました。
塾頼みの、云わば他力本願の姿勢と、勉強の量も圧倒的に不足している甘さを反省する M くん。
何がポイントか、自分の強みを活かしながらも受験教科の勉強のバランスを取ることを勧める1人の熱血講師のアドバイスが的を得ています。
「あきらめるな」「自分でもびっくりする力があるんだよ」といつもはクールなもう1人の講師が明言しました。
1時間近く経ったでしょうか。
「頑張ります」とMくんは面を上げ雨の中を帰って行きました。
2人の先生たち、夜遅くまでありがとう!
そして M くん、本気で向かっていこう! いつでも応援しているよ!
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