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2020年4月14日 (火)

カミュ著「ペスト」から

新型コロナの感染症拡大を阻止する自粛打ち出しの中で

アゴラとしてどうするか、大いに揺れ動き、心が一点に定まらなかった日々がありました。

今、ようやく5月6日までの休塾をスッキリと心穏やかに過ごしています。

「一刀両断」・・・きっぱりとスピード感を持って物事に処することが美徳とされています。

一方では、「熟慮を重ねる」という真反対の美徳も存在します。

今回の場合、価値判断の基準があいまいなゆえに、はたまた未熟さゆえに

ためらい、ざわつき、むかつき、違和感を感じ、腑に落ちない感情を抱え込む私自身がいました。

それは、ストレスとなり自己否定となり、心の奥が疲弊しました。

「ペスト」の一節に「確かなことは僕がためらっていることだ」とあります。

カミュはクリアーカットできないグレーゾーンこそ身体感覚だというのです。

全てが善ではなく、また悪でもないわけですから、簡単にコトの良し悪しを語ってはいけないと。

揺れ動く・・・これこそ人間! 自分の身体が持っている本来的な生物としての直感だと。

少なくともそうした考え方を他者にも自らにも認める私でありたいと思います。

 

 

 

 

 

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