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2020年1月 2日 (木)

一年の初めに

国連高等弁務官を勤め上げて昨年お亡くなりになった緒方貞子さん。

テレビで彼女のドキュメントを見ました。

40歳にして国連の舞台に躍り出た人生は「台所から国連へ」と表現されました。

大学の教壇に立つほどの能力の持ち主であったとはいえ、

主婦として家内を切り盛りし、二人の子育てに専念する日々との落差は尋常ではありません。

もちろん多くの方々の後押しがあったわけですが、

彼女の逡巡の壁を破ったのは、何だったのでしょうか。

5.15事件で暗殺された犬飼毅を曽祖父に持ち、外交官の父の下で外国生活を経験したことは大きかったと思われます。

それ故に、常人以上の「知への探求」と「視点の高さ」を持ち合わせていたことは想像するに余りがあります。

しかし、何よりも「日本はなぜ豊かな国アメリカと戦争をしたのか」、その理由を知ることへの執念、

そして行き着いた答えの「責任者の無責任」を、自分だったらと置き換えた使命感だったのではないでしょうか。

後年、UNNHCR(国連高等弁務官)として難民問題と直面する彼女は、

「難民の命を守るために」という判断基準を堅持して、数々の打開策を打ち出して成果を上げて行きました。

ルールや前例に拘り、無意識的にも差別意識に支配されるスタッフに対し、リーダーとして毅然と指示を下すのです。

一人の女性の先輩として彼女の生き方を知るとき、学ぶべきことの多さに圧倒されます。

そして、2020~2030年のこの10年間が人類の幸福、地球の平和に

とても大切な10年間であるという指摘に深く納得します。

私にできることは何があるか、考えつつ取り組んでいく一年にしようと決意しています。

 

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