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2016年3月

2016年3月29日 (火)

してあげたいこと、できること

安眠が妨げられるほど気に掛かる生徒がいます。

中学3年生。

入塾してひと月。学力の程が明らかになりました。

例えば英語・・・1年の初っ端に習う内容から入っていません。

この2年間、どういう授業の受け方をしていたのでしょう。

分からないに分からないが重なって、どれほどの苦痛だったか。

ご家族は公立高校へとのご意向だけれど、学力の土台は残念な状態です。

限られた時間でどう取り組むか?

彼が通塾してくれることのみが頼みです。

「挑戦してみたら…意外とできるやん!」と、

少しずつ、分かる喜びを共有しながら、前へ進みたいと思います。

それは、心の収穫が多い道であると信じます。

2016年3月27日 (日)

手を貸して!

20年来の友人が病に襲われました。

ドクターから余命も宣告されました。

現代医学では楽観は許されない事態です。

「普通に暮らしたい」という彼女の意志が優先され、

ご主人以外は誰も知らされていません。

心配を掛けて済まないと思う気持ちがストレスになるから

2人のお子様にも告知したくないとのこと。

自分の人生です。

どう生きようと最大に尊重されるべきです。

しかし時移り、病状が深刻になって知らされるショックそしてダメージを考えると

せめて周囲の方たちに向けては、別の選択がないものかと、立場を違えて悩んでいます。

重い荷物を持つのに「手を貸して」と言ったら、あるいは言われたら

人はどう反応するでしょうか。

自分だったら・・・とずっと考えています。

2016年3月16日 (水)

Kくん、一緒に進もう!

アゴラでは年に3回、保護者面談をさせて頂いています。

もちろん、ご要望やご希望があれば随時、ご対応いたします。

先週から今週にかけて定例の面談を始めました。

日頃の仕事の成績表を渡されるようで、少しばかり緊張したりするのです。

しかし、会って初めて聞けるお話しもありますし、

面談のあとはいつも「さァ、頑張ろう!」と決意を新たにしています。

今日も、「ありのままで」と、自らを整え、面談です。

中学受験生のK君のお母様がにこやかに入ってみえました。

Kさんは、我が子の自主性を重んじ、大らかにサポートして下さっています。

偏差値の高い中学校へ送り出したいという親の思いは当然です。

しかし、そのことが過重な負担になるのであれば方向変換もやぶさかではないとの潔さです。

「自頭の良いお子様です。基礎力もあります。

上位校と相応校で揺れているのであれば、すぐに

担当の講師たちと彼を囲んでミーティングを開きます。

一緒に考えて目標を明確にしたいと思います。」とお応えしました。

さァ、新学年がスタートします。

心ひとつで可能性の幅は広がり、結果も違ってきます。

対話して共有して、チーム力で良い1年にしたいと思います。

Kくん、君は一人ではないからね。

2016年3月12日 (土)

「合理的配慮」とは?

学校教育に対する合理的配慮とは、どう考えたら良いのでしょうか。

「何をどこまで」という具体性において大切なことは、

子どもの幸せを目的に、現状改善を考える大人の知恵であり愛情だと思います。

アゴラには、フィリピンから来た Y くんという塾生がいます。

スマイルを絶やさないまじめな中学3年生の男子です。

12才で来日。3年が経ちました。

日本育ちの同年齢の子どもたちと机を並べて学んでいます。

日常会話はできますが (時に分かったふりも?)、

教科の、特に国語は彼からするとかなりのレベルです。

そうした彼のために、在籍している中学校では全ての試験問題に

ルビを振ってご配慮下さっています。

有難いことです。嬉しいことです。

「君の学校の先生方はすばらしいね。感謝だね。」と

思いを共有します。

一方、日本社会で日本人として生きてゆく彼の進路の険しさも悩ましいことです。

ご家庭の経済状態から私立の高校には進学できないと伺いました。

わずか1年の違いで、いわゆる「在県枠」から除外される Y くん。

ここに合理的配慮はなされないのでしょうか?

どういう配慮が考えられるでしょうか?

昨日、校長経験の先生にアドバイスを受けました。

「どうぞ、学校に出向いて、何度でも進路相談を受けて下さい」とのことでした。

ハッとしました。そうでした。

お力をお借りしようという信頼感こそ大切なのだと気付きました。

関わる皆の知恵と力を結集すれば、よりよい道が見つかるはず。

善のネットワークの要は「信頼」です。

一人で抱え込んではいけません。

早速、彼のお母様に進言します。

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