2020年11月17日 (火)

秋の一夜

アインシュタイン、うるとらブギーズ、おいでやす小田、タカアンドトシ、ガンバレルーヤ、プラスマイナス、レイザーラモン、中川家。

つい先日、相模原市民会館で開催されたお笑いライブの登壇メンバーです。

コロナ禍、両隣を空席とする定員の50%、大声は自粛して拍手のみ。

出演者もお客さんも何かしら憚る空気が漂う中、

「ここはひとつ、楽しくいきましょう」と切り替えるも不完全燃焼感は拭えません。

いやいや、「だからこそ足を運んだのではないか」?ーーー

「我々芸人も、こうした機会が持ててありがたい限りです。」などエールの交換をしながら、

何だかんだ、テレビで見るネタと同じだなァとか、

舞台には人柄がでるなァとか、

きょうは、年配者が多かったなァなどと浅い感想を持ちながら家路に着いたのでした。

今年はずっと内向きの生活スタイルを余儀なくされたのですもの、

以前のようにはいきませんよね。

 

 

 

2020年11月 8日 (日)

言葉には出ないけれど

かつてアゴラの塾生として通ってくれたSくんと5年ぶりに再会しました。

社会科が振るわず、勉強の仕方が分からないと保護者と共に面談に来てくれたのです。

今や中学2年生となった彼は、よく見る「ふつー」の男子でした。

成績は「中の下」、部活に励み、ゲームに執心とのこと。

進路も気になるけれども日常の生活リズムを変えるほどの動機付けにはなっていません。

対話をしていて気になりました。

彼は考えて言葉を探しているようなのですが、

傍にいらっしゃる保護者が「何にも言わないんですよ」と割って入られるのです。

「待つ」という沈黙の時間が保証されず、本人も妥協してヨシとしています。

これでは、言語力も思考力も表現力も育ちません。

「教育にとって一番大切なことは『よく聞くこと』である。」特に

「心の声を聴くことである」と教わりました。

「心の声を聴く」とはどういうことでしょうか。

目の前の子どもの態度や言動がどうあれ、

否定しないこと、信じて寄り添い、徹して傾聴することではないでしょうか。

誰しも心の奥では認められたいと思っているはずです。

「あなたはありのままで満点だよ」

そう言ってSくんを受け入れ信じ抜く私になりたいと決意した面談でした。

 

 

2020年11月 1日 (日)

お月さまの願い

昨夜は満月でした。

我が家の窓からは探しても見えず、冷気の中、外に出ました。

それもそのはず、天空に、そう、首を背中にたたむようにして見える位置に

それは清けく輝いていました。

もう11月。早いもので2021年に手が届くほどになりました。

今年の2月、受験生を送り出したかと思うや、パンデミックの到来で未経験の世界へ引きずり込まれました。

それでも春期講習までは前が見えていたように思います。

その後がいけません。

緊急事態宣言の中、どうなるのだろう、何ができるのだろうの不安のトンネルに入ってしまいました。

4月、通常授業をストップしました。

゛STAY HOME ”で塾生たちと会うこともありません。

楽観主義が旗印の私はどこへやら。人知れず、実はズーンとコタエテイマシタ。

しかし、「拾う神有り」というべきか、ZOOMで情報交換の機会がありました。

しかも1箇所だけではなく数ヶ所なのです。

全国の小中塾のネットワークが俄然機能して、励ましと知恵の世界が現出したのでした。

そちらはどうですか?うちではこんなことを始めましたよ・・・。

5月、講師のメンバーやご父母の協力を得てオンライン授業に踏み切りました。

6月、分散登校のスタートと共に対面授業を復活させました。

「倍返し」の夏期講習も乗り越え秋を迎えました。

思い返すと何とか進んできました。

あと100日。追い込みをかけている来年の受験生に掛けたい言葉があります。

あの暗闇を抜けて来たのだもの。大丈夫。

強気で進もう!と。

地上の喧騒を見下ろしながら、お月さまは変わらず輝いています。

 

 

 

2020年10月23日 (金)

「長崎の鐘」

♪ こよなく晴れた青空を哀しと思う切なさよ・・・・ ♪

現在、朝の連続ドラマ「エール」では「長崎の鐘」が話題です。

戦後歌謡として多くの庶民の心を潤したこの曲は、

時移り令和の今でも「いい歌だなぁ、染み入るよぉ」と素直な自分を呼び覚ましてくれます。

その昔、東京の生活に馴染めないまま1年が経とうとしていた頃のことです。

全国から集まった学友のひとりにSさんがいました。

彼女は一家の大黒柱のお父様を不慮の事故で亡くしたばかり。

きっと田舎のお母様、弟君、家計のことなど抱えきれないほどの大きな荷物をを背負い込んだことでしょう。

その彼女が悲しみをこらえて「父が大好きだった歌です」と歌ってくれたのがこの歌でした。

その凛とした同級生の姿があまりにも立派で逆境さえも羨ましいほどの神々しさでした。

「大学辞めて帰って働く」と告げた彼女に、

お母様は「辞めるのはいつでもできる。ギリギリまで頑張ろう」と応えられたそうです。

支えてくださる周りの方々に感謝しながらアルバイトを掛け持ちし学業に励んだ彼女。

学内でも多くの後輩を励まし模範となりながら青春勝利の軌道を走りました。

実は今朝、彼女にメールしました。

「嬉しい!」と電話の返事がありました。

お互いにもう若くはないけれど、まだまだできることがある!

「だよね」Sさん。

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月13日 (火)

夢のプロジェクトチーム

昨夜20時から21時にかけてアゴラのZOOMでプロジェクトチームの結成そして解散を行いました。

まさに一夜限り。向上心と探究心と好奇心とシンパシーそして何より善意にあふれた夢のような、5人のチームでした。

人間環境を三分類する考え方があります。

「クラス環境」、「なかよし環境」そして「プロジェクト環境」です。

人あるいは集団との出会いの仕方、きっかけとでも理解しましょう。

たまたま遭遇の「クラス環境」、気の合う同士という「なかよし環境」と違い

「プロジェクト環境」とは構成者が目標を共有し、実現に向けて協働する集団のことです。

昨夜は、ある若い友の課題を多様にディスカッションし「思慮深さ」「対話力」を磨こうというものでした。

何らかの固定化した答えではなくゴールを目指す「力」を得ようというのです。

人生経験はこれからという当事者に加え、千葉や福岡からも参入。年齢、性別、職業なども様々です。

一人の友のために、その目標達成に向けて協働する意識は、楽しい充実のひと時となりまとまる力ともなりました。

ただ一夜のチームでしたが、メンバーにとって忘れられない人生の一コマになったことは間違いありません。

それにつけても、皆さん、THANK YOU VERY MUCH!です。 いやァ、人間っていいですね。

 

 

 

 

2020年10月 3日 (土)

ミッション終了!

本日、2020度第2回英語検定試験を無事に実施することができした。

殆どの受験生が遠隔地から。

世田谷、清瀬、綾瀬、保土ヶ谷、横須賀、川崎、昭島、調布・・・。

特に高校3年生は大学入試に関わるとあって切羽詰まったタイミングです。

試験資材が届いたのは前日の夕方のこと。(事故防止とは言えギリギリ過ぎます)

早速、手順の確認、受験番号と志願票の突き合わせ、不測の事態への対応など無事故に備えました。

さらに今朝は8時半前に出勤し、受験者心得やリスニング試験が録音されているCDを開封し繰り返しチエックしました。

そう、コロナ感染防止対策もないがしろにできません。あれやこれやと不安は尽きず・・・この心労!

開場時刻の9時半には人の流れができ、順調に受付をしました。。

 

長時間の試験を終えて立ち去る受験生。Good luck!

帰宅路、クロネコヤマトの営業所に立ち寄り、答案など英検本部への返送物を託しました。

ミッション終了!です。

ゴクロウサンデシタ、ワタシ。

 

 

 

 

 

2020年10月 1日 (木)

マスク下でも

郵便局の駐車スペースに入れようと、ハンドルを何度も切り返す1台の車がありました。

狭いこともあり、次に止めるには「ガマンの子」で待つしかありません。

彼のドライバーは私に向かって繰り返し頭を下げ「ゴメンナサイ」のサイン。

「駐車アルアル」です。

やっと私の番が来て駐めることができました。

車から降りるタイミングで彼女に「大変ですよねー」と声をかけました。

お互いマスク姿。

誰ともつかない中に「アレー」そして「〇〇さんですよね?」との反応。

声で分かったそうです。

卒塾生のお母様でした。

大学生として成長したMちゃんの近況も知ることができ幸せなひと時でした。

急ぐ理由や必要性は単に自分自身の性分の問題だったりする場合が多いのかもしれません。

ゆっくり生きる中に思わぬ宝が潜んでいることもありますね。

 

 

 

2020年9月19日 (土)

因果で織り成す歴史の流れ

NHKで不定期に上映される「映像の世紀プレミアム」。

録画しては欠かさず見ています。

毎回、膨大なアーカイブから編集され、実録映像が歴史の審判として迫って来る貴重な番組です。

今回のテーマは、「世界を変えた女たち」。

20世紀初頭、男性中心社会の中で、立場も存在意義も認められていなかった女性。

洋の東西を問わず、女性はある限度以上に社会に出るべきではなく、

その役割は家庭内に留まって家族をサポートすることとされていました。

それを変えていったものが、

自由を求める女性自らの先覚の声、

銃後の女性たちの数や力を宛にせざるをえなかった2度に渡る大戦争、

そして母なる女性に連なる男性たちの理解のあるいは利用主義の力でした。

それらを繋ぐように映像が繰り出されます。

編集者側の意図や時間制限による偏りはあることは知っています。

それを割り引いても圧倒的な説得力です。

歴史の流れは近年に至り、

タリバンに襲撃され瀕死の傷を負ったシリアのマララさんが、国連で挨拶した場面の不屈の信念には打たれます。

そして、史上初のアメリカ合衆国大統領女性候補、ヒラリークリントンの登場。

彼女の敗戦の弁が心に響きます。

「これまで成功も失敗も、時には深く傷つくこともあった。このガラスの天井はどこまでも高く頑丈です。

でも、いつの日か誰かがきっと、私たちが考えるよりも早くそれを打ち破ってくれるでしょう」

さらに「女の子たち、忘れないで。あなたたちが掛け替えのない存在で、大きな力を持っていて

この世界のどんなことにも挑戦する資格があることを。あなた自身の夢を追いかけ実現してください」とありました。

ものごとは一挙に変化するものではないが、諦めなければ必ず達成するとのメッセージです。

長い歴史の波の中で、バトンを渡すように因果、因果と繋がりながら実現して行くものなのでしょう。

尊敬する人に続こう、友と手を繋ごう、そのためにできることは何なのか、心を新たにする学びがありました。

 

 

 

2020年9月 8日 (火)

ここにもコロナ禍

今回、アゴラで英検実施に至った経過は、コロナ禍対策による本会場の受け入れ縮小が遠因です。

数ヶ所の準会場に連絡しましたが定員オーバーでアウト。

ならばアゴラでやろう! 手を尽くした後のギリギリ始動の大慌て対応です。

一定数の受験者を揃えることができるか心配でしたが、

英検本部のホームページの個人申し込み受け入れ準会場実施一覧に塾名がアップされるや、

たった1日で20名を越える問い合わせがありました。

世田谷、清瀬、保土ヶ谷・・・皆さん、遠隔地です。半数の方には涙を飲んでお断りをさせて頂きました。

2級受験者には大学入試に関わる大切な試験。

1点でもスコアを上げたいと希望を繋いでいらっしゃるのです。

受け入れ不可の方々には、申し訳なく罪を犯しているような錯覚を覚えました。

コロナという想定外のパンデミックに遭遇しているとは言え、

情報収集の力不足の謗りは覚悟の上であえて言いたいと思います。

この現状は大人社会の不完全、不都合によって若い人たちを被害者にさせたと言ってもいいのではないでしょうか。

 

 

 

 

2020年8月29日 (土)

英検緊急受付中!

アゴラは三大検定、すなわち、漢検、数検、英検の準会場認定校です。

漢検と数検については、毎年行事化して受検生の取り組み目標としています。

ところが、英検に関しては、ここ2~3年、実施人数を整えることができず、

個々に本会場を申し込んでもらっています。

一昨日のこと。受検生の代行でコンビニに申し込みに行きました。

手続きができません。もう1件行きました。同じ状況でした。

翌日、書店でならと足を運びました。残念ながら不可でした。

どうやらコロナ対策で、例年通りの運営ができないとのことでした。

英検のHPを開くと、500件近い準会場実施一覧が開示されています。

近場の会場に電話しましたが「定員オーバー」で申し込みはできませんでした。

心労この上もありません。

英検本部に連絡を取り、窮状を訴えました。

急転直下。ありがたい事にアゴラで実施できることになったのです。

よし!

ゴールは決まりました。

資材はこれから送ってもらいます。

受検生の数は今から募集して定員を満たします。

先手も後手もありません。

綱渡りのような手配と準備。

10月3日の無事実施と受検生たちの大成功を祈り、走り始めました。

 

 

 

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